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国際ロータリー会長 挨拶
今期のテーマ
奉仕しよう みんなの人生を豊かにするために2021-22年度国際ロータリー会長 シェカール・メータ

ナマステ。ロータリーの世界各地から集まった「Movers and Shakers」の皆さん、こんにちは。地区ガバナーエレクトである皆さんはMovers(動かす人たち)であり、私は「シェカール」です。
今日、皆さんは、奉仕とリーダーシップの旅路において、とても大切な一歩を踏み出します。これからの17カ月間は、皆さんの人生で最も素晴らしく、実りあるときとなるでしょう。この期間を、人生で最も充実したときとすることができます。この期間には、私たちが共有するロータリーのビジョンに導かれながら、大きな夢に向かってくださるようお願いします。皆さんは、計画を立て、目標を定め、その目標を達成するようロータリアンにインスピレーションを与えてやる気を引き出します。その目標とは、会員を増やしてロータリーの参加者基盤を広げるという目標、そして、世界に奉仕してより大きなインパクトをもたらすという目標です。この旅路において、皆さんは、地区のロータリアンおよびローターアクターと目標を分ちあい、「もっと行動し、もっと成長する」ための意欲を喚起するという大きな役割を担います。これは、私たちを導く信念です。「もっと行動し」とは、より大きく、インパクトをもたらす奉仕プロジェクトを意味します。「もっと成長する」とは、会員を増やし、参加者基盤を広げることを意味します。
会員増強は引き続き、最も大きな課題です。過去17年以上、ロータリーの会員数は120万人のまま横ばいとなっています。力を合わせて、これからの17カ月間でこれを変えようではありませんか。変革者であるガバナーの皆さんには、会員増強という点で、今、ロータリー史上最大の変革をもたらす機会が訪れています。過去17年間にロータリーが達成できなかったことを、今後17カ月間に達成することにチャレンジしてください。 そんな夢は大きすぎる、とおっしゃるかもしれません。「夢は大きく」と私からお願いするのであれば、私自身が先頭に立たなければなりません。私がインスピレーションを受けた言葉の一つに、ジョージ・バーナード・ショーの次の言葉があります。「存在するものだけを見て、『なぜそうなのか』と考える人もいる。しかし私は、いまだかつて存在しないものを夢見て、『なぜそうでないのか』と考える」
ですから皆さん、夢は、2022年7月1日までに会員数を130万人に増やすことです。この信じられないような目標をどのように達成できるでしょうか。その答えは、「each one,bring one」、つまり、今後17カ月間に各ロータリアンが新会員一人を入会させるようお願いすることです。皆さんがすべきことは、17カ月間にたった一人を入会させるよう、地区のすべてのロータリアンにお願いするだけです。皆さんご自身が模範を示し、また地区内のクラブ会長にも模範を示してもらうことで、これを確実にできます。全クラブのロータリアンがこれを実行すれば、そのそれぞれが「変革者」となり、新たにロータリアンとなる人の人生を永遠に変えることになるのです。
ロータリアンの皆さん、私たちは、「もっと行動する」ために「もっと成長する」必要があります。私は常に、「超我の奉仕」というロータリーの標語に大きな感銘を受けてきました。この言葉は、人びとを思いやり、分かち合うことの大切さを教えてくれました。私にとって奉仕とは、自分よりもほかの人のことを先に考えることです。これについて、ロータリーでの私自身の体験をご紹介したいと思います。
ロータリークラブに入会したばかりの頃、手足が不自由な人のためのキャンプをクラブが実施しました。クラブはそこで、足の矯正具や義肢、ハンドサイクルを配布しました。全会員が役割を分担し、私の担当は、ハンドサイクルを受け取る人が、手で車輪をこぐ力があるかどうかを確認することでした。手を引っ張ってもらい、相手の力を測るのです。私は、担当場所に立ち、ハンドサイクルを受け取りに来る人を待っていました。すると、ある人が地を這って私に近づいてきました。その人は足がなく、這うことしかできなかったのです。私は彼に向かって手を差し出しましたが、その瞬間、正直なところ、私の頭にあったのはその人のことではなく、自分のことでした。自分の清潔さや健康について考えたのです。彼の手を握りたくありませんでした。しかし、彼の手を握り、その後もやって来る人2、3人の手を握りながら、自分のことだけを考えていました。しかし、6、7人目の後に突然、この人たちが抱える苦境に共感し、彼らの痛みと困難を感じ、自分よりも彼らのことを考えるようになったのです。その瞬間、私は、単なるロータリークラブ会員から、ロータリアンになったのです。
その後間もなく、もっと多くのプロジェクトに参加するようになりました。35年前、ロータリアンとして初めてインドの僻村に足を運んだとき、同胞たちが抱える苦境を真に理解しました。彼らの家にはトイレがなく、水浴びをするのと同じ池の水を飲み、一本の樹の木陰を学校として使い、唯一の黒板は黒いペンキを塗った壁でした。一番近い保健センターは数マイル先で、ごく基本的な設備しかありません。私たちは、ロータリークラブを通じて、トイレを設置し、安全な飲み水を提供し、教育システムを改善し、世界級の医療設備を整えました。しかも、地元地域だけでなく、国中で。
ロータリーが私の心に火をつけました。自分の身の回りを超えたところに目を向け、人類全体を考えるようになりました。奉仕が私の生き方となったのです。多くの方々と同じように、『奉仕とは、自分がこの地上に占める空間に対して支払う家賃である』という信条を持つようになりました。模範的な賃借人でありたいと思っています。皆さんも、それぞれが奉仕の機会を見出されたことでしょう。目の不自由な人に見る力を与え、お腹を空かせた人に食べ物を0与え、ホームレスの人に住む場所を提供した方もおられるでしょう。これらは、小さな奉仕の機会だったかもしれませんし、大規模なプロジェクトだったかもしれません。奉仕を定義するのは、奉仕の規模だけでなく、奉仕に対する姿勢です。
ガンディーはかつて、電車に乗ろうとしたときに、電車が動きだして片方のスリッパを落としてしまいました。ガンディーはとっさに、スリッパが落ちたところをめがけて、もう片方のスリッパを投げました。彼と一緒に旅行していた友人は、こう尋ねました。「なぜ投げたんだい?」。ガンディーはこう答えました。「あのスリッパを誰かが見つけるだろう。片方だけでは役に立たたないから、もう片方も投げたのだよ」。これはささやかな奉仕の行為ですが、その姿勢は見事だと思います。私たちは、自分よりも先に人のことを考える心構えがあるでしょうか。ロータリアンである私たちにとって大切なのは、それだけです。
ロータリアンが過去35年間にポリオ根絶や人類への奉仕のために数十億ドルもの資金や多大なボランティア時間を費やしてきた理由に、それ以外のことがあるでしょうか。何千という学校や何百という病院を整え、干上がった村に水を提供し、家庭にトイレをつくって尊厳を取り戻し、何万という子どもの心臓手術を通じて命という贈り物をしてきた理由に、それ以外のことがあるでしょうか。ロータリアンが奉仕し続けるのは、人びとの人生を豊かにしたいという願いからです。ネパールでのあるプロジェクトでは、数千人もの人生がより豊かになり、アフリカでの家族保健プログラムと、ハイチでの水プロジェクトでは、それぞれ一千万人以上の人生がより豊かになりました。私の母国インドでは、識字と教育のT-E-A-C-Hプログラムで、何百万もの子どもの人生にインパクトを与えました。
皆さんの多くが、このような奉仕プロジェクトで大切な役割を担われ、人びとの人生をより豊かにしてきたでしょう。奉仕のニーズがあるからこそ、皆さんは奉仕してこられたのです。今日、奉仕のニーズはさらに高まり、明白になっています。ですから、変革者であるガバナーの皆さん、来るロータリー年度には、人びとのために奉仕し、その人生をより豊かにするために援助していただけるよう、切にお願いいたします。この理由から、2021-22年度の私たちのテーマは、「奉仕しようみんなの人生を豊かにするために」(Serve to Change Lives)といたします。
皆さんご自身が模範を示し、持続的なインパクトをもたらすプロジェクトへのロータリアンとローターアクターの参加意欲を引き出してください。ほかのロータリアンや、他団体、企業と手を取り合い、地域社会にインパクトをもたらすプロジェクト、国や世界の人びとの人生を豊かにするプロジェクトを実施してください。
奉仕するとき、誰かの人生だけでなく、自分の人生も豊かになります。インドの偉大な思想家の一人であるヴィヴェーカーナンダは、こう言いました。「誰かを助けるとき、その人に恩を施していると考えないでください。実際には、その人たちがあなたに恩を施しているのです。私たちが世界から授かった恩恵への恩返しをする機会を与えてくれているのです」。ヴィヴェーカーナンダはさらに、次のような見事な言葉を加えました。「人生では、与える者、奉仕する者になりなさい。ただし、与えるときも奉仕するときも謙虚になり、ひざまずいて『与えさせていただけますか』『奉仕させていただけますか』とお願いする気持ちになりなさい」
ほかの人のために生き、世話をし、奉仕することで誰かの人生を豊かにすることは、自分の人生の最高の生き方です。アルバート・アインシュタインが言ったように、「誰かのために生きてこそ、人生には価値がある」のです。
奉仕イニシアチブに取りかかるにあたり、次年度の焦点は「女子のエンパワメント」となります。ロータリーの中核的価値観の一つは「多様性」です。ロータリーのDEI(多様性、公平さ、開放性)に対する信念を表した公式声明もあります。多くの場合、女子は不利な立場に置かれることが多く、私たちが女子のエンパワメントに取り組むことが重要です。ロータリーはすべての子どもに奉仕しますが、特に「女子」に焦点を当てます。世界各地で女子は多くの問題に直面しており、リーダーである皆さんは、こうした女子が抱える問題にロータリーが取り組み、それを和らげるように導くことができます。
授けられた最大の贈り物は
誰かの人生に触れる力
変える力
違いをもたらす力
めぐりゆく命の中で
手を、心を、魂を
差し伸べるなら
魔法が起こる
歯車が回りだす...
ともに歯車を回そう
全人類の繁栄のために
私たちには力と魔法がある
奉仕しよう...
みんなの人生を豊かにするために...
皆さんがどこでこの演説をお聞きになっていても、ここで皆さんに、胸に手を当て、私と一緒に宣誓していただきたいと思います。 「私たちには、奉仕し、みんなの人生を豊かにする力と魔法があります」
変革者の皆さん、準備は整っていますか?大きなチャレンジに立ち向かう準備ができていますか?奉仕する準備ができていますか?みんなの人生を豊かにする準備ができていますか?
私は準備ができています。皆さんも同じでしょう。ともに奉仕し、みんなの人生を豊かにしていこうではありませんか。
2021-22年度国際ロータリー会長
シェカール・メータ
荒川ロータリー会長 挨拶
クラブ会長テーマ
挨拶・謙虚・友情ありて楽しく会長 井上 久子

この度、伝統のある東京荒川ロータリークラブの会長にご指名いただき、身に余る光栄です。しかし高齢であり、初の女性会長であることの危惧がありますが、推挙して下さった先輩に恥をかかせないように、そして、当クラブが他のクラブから悔られないように、老骨に鞭打って励む覚悟です。
更に貢献寿命を目指す時代の動向の中で、高齢ロータリアン達の活動を、世間に示すことが出来ればと念じております。
[方 針]
- (1) 会員数の確保(新規入会者募集と中退者止)
- (2) 集会の重視(例会やイベントは、三密などの予防工夫をして実行する。)
- (3) ロータリークラブの基本を学ぶ
- A.新人はロータリー手帳の中に記載されている要点を見ておくこと。
- B.ロータリー歴の長い先輩の指導と勉強会の必要
- (4) クラブ委員長の引継ぎの絶対強化
ロータリーとは
ロータリーとは、ロータリークラブとロータリアンによって構成される組織であり、人道的な奉仕を行い、あらゆる職業において高度の道徳的水準を守ることを奨励し、かつ世界における親善と平和の確立に寄与することを目指した、事業および専門職に携わる指導者が世界的に結び合った団体です。
ロータリーの誕生とその成長

20世紀初頭のシカゴの街は、著しい社会経済の発展の陰で、商業道徳の欠如が目につくようになっていました。ちょうどそのころ、ここに事務所を構えていた青年弁護士ポール・ハリスはこの風潮に堪えかね、友人3人と語らって、お互いに信頼のできる公正な取引をし、仕事上の付き合いがそのまま親友関係にまで発展するような仲間を増やしたい、という趣旨でロータリークラブという会合を考えました。ロータリーとは集会を各自の事務所持ち回りで順番に開くことから名付けられたものです。こうして1905年2月23日にシカゴロータリークラブが誕生しました。それからは、志を同じくするクラブが、つぎつぎ各地に生まれて、国境を超え、今では200以上の国と地域に広がり、クラブ数35,247、会員総数1,235,100人(2016年3月31日RI公式発表)に達しています。そして、これら世界中のクラブの連合体を国際ロータリーと称します。このように、歴史的に見ても、ロータリーとは職業倫理を重んずる実業人、専門職業人の集まりなのです。その組織が地球の隅々にまで拡大するにつれて、ロータリーは世界に眼を開いて、幅広い奉仕活動を求められるようになり、現在は多方面にわたって多大の貢献をしています。
日本のロータリー

わが国最初のロータリークラブは、1920(大正9)年10月20日に創立された東京ロータリークラブで、翌1921年4月1日に、世界で855番目のクラブとして、国際ロータリーに加盟が承認されました。
日本でのロータリークラブ設立については、ポール・ハリスの片腕としてロータリーの組織をつくり、海外拡大に情熱的に取り組んだ初代事務総長チェスリー・ペリーと、創立の準備に奔走した米山梅吉、福島喜三次などの先達の功を忘れることができません。
その後、日本のロータリーは、第2次世界大戦の波に洗われて、1940年に国際ロータリーから脱退します。戦後1949年3月になって、再び復帰加盟しますが、この時、復帰に尽力してくれたのが国際ロータリーの第3代事務総長ジョージ・ミーンズでした。
その後の日本におけるロータリーの拡大発展は目覚ましいものがあります。ロータリー財団への貢献も抜群で、今や国際ロータリーにおける日本の地位は不動のものになりました。現在、日本全体でのクラブ数は2,269、会員数89,141人(2016年4月末現在)となっています。
ロータリーの目的
ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理想を奨励し、これを育むことにある。具体的には、次の各項を奨励することにある。
- 【第1】
- 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること。
- 【第2】
- 職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会として ロータリアン各自の職業を高潔なものにすること。
- 【第3】
- ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、日々、奉仕の理想を実践すること。
- 【第4】
- 奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること。
四つのテスト
- 言行はこれに照らしてから
- Of the things we think, say or do
- 1. 真実かどうか
- 1) Is it the TRUTH?
- 2. みんなに公平か
- 2) Is it FAIR to all concerned?
- 3. 好意と友情を深めるか
- 3) Will it build GOODWILL and BETTER FRIENDSHIPS?
- 4. みんなのためになるかどうか
- 4) Will it be BENEFICIAL to all concerned?