例会予定
例会予定一覧お知らせ
お知らせ一覧- 2021.01.12
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- 2020.12.04
- 1月5日(火)の初例会は1月7日(木)へ移動...
- 2020.08.06
- 例会再開のご案内
- 2020.06.15
- 新型コロナウィルス感染拡大防止のため...
- 2020.05.22
- 新型コロナウィルス感染拡大防止対策の...
国際ロータリー会長 挨拶
今期のテーマ
ロータリーは機会の扉を開く2020-21年度国際ロータリー会長 ホルガー・クナーク

今は楽観視するべき時ではないと思われるかもしれませんが、今こそ楽観視するべきなのです。ロータリー創立のずっと前から、人類は進歩と忍耐という能力を試すような重大な危機に見舞われてきました。ロータリーの時代になり、さらに数多くの悲劇に直面してきました。それを乗り越えて人類は今に至っています。そして、ロータリーは常に世界を癒すために尽力してきました。
どの危機も、再生と成長の機会なのです。新型コロナ危機が始まったばかりの頃、「ロータリーは機会の扉を開く」という会長テーマをサンディエゴで開催された国際協議会で発表しましたが、これは私が長年にわたって信条としてきた言葉です。
ロータリーは入会したクラブがすべてではなく、そのクラブを通じて機会の扉が開かれます。ほかの人たちや自分自身のために機会を生みだすために私たちは活動しています。小さなことでも、大きなことでも、ロータリーの奉仕行為は助けを必要としている人びとのために機会を生み出します。そして、ロータリーはあらゆる人びとのために、より豊かで、より有意義な人生を、世界中の友とともに中核的価値観に基づいて送るための機会の扉を開くのです。
政府や団体はロータリーの活動にとって大きな意味合いを持つ公衆衛生のパートナーシップへの理解を深めています。自粛生活の中で絆を求め、地域社会の助けになりたいと願う人びとは、ロータリーが創立以来掲げてきた理念を信奉するようになっています。
これは朗報ですが、これまで以上にロータリーが活躍する機会が増えているからといって、成功が約束されているわけではありません。世界は急速に変化しています。それは、今回の危機が始まる前からのことです。お昼の例会からオンラインの会合への移行が始まりつつありました。会合の大半がZoomやSkypeで行われるようになる前から、ソーシャルメディアで友情がつちかわれ、旧交が温められ、交流が行われるようになっていました。若い世代には奉仕への強い欲求があります。が、ロータリーのような団体で重要な役割を任せてもらえるのかどうか、違う種類のつながりを築く方がより大きな影響を及ぼせるのではないか、と私たちは問われています。今こそ、すべての選択肢を検討して、新しい方法を試し、ロータリーを未来に向けてそなえる時です。
コロナ禍で誰もが変化に適応せざるを得ませんでした。これはよいことです。ロータリーの新しい行動計画では、適応能力を鍛えるように呼びかけています。しかし、適応するだけでは充分ではありません。この新しい時代の問題に対処し、世界が切実に必要としているロータリーになるためには、私たちは変わらなくてはなりません。それも、劇的に。
それが、今年度だけでなく、今後のロータリーの課題です。理想を実現するための手立てを求めている若い世代の考えやエネルギー、やる気を心から歓迎し、新しい時代に合わせてロータリーを変えていけるかどうかは私たちにかかっています。これまでの活動をただそのままオンラインに移行するのではなく、デジタル時代に完全に適応した団体にならなくてはなりません。
世界はこれまで以上にロータリーを必要としています。今後何世代にもわたってロータリーが機会の扉を開いていくようにできるかどうかは私たち次第です
2020-21年度国際ロータリー会長
ホルガー・クナーク
荒川ロータリー会長 挨拶
クラブ会長テーマ
「広く大きな心で社会に貢献しよう」会長 島 寿一

この度、歴史と伝統ある東京荒川ロータリークラブの会長にご指名いただき、光栄に思います。また責任の重さを感じています。
未だ新型コロナウイルスの収束が見られない中、例会をはじめ新年度の活動を進めたいと思います。今年度は、PETSも地区協議会のセミナーもネットで行われました。RI会長のホルガ―・クナーク氏は、2020-21年度テーマを<ロータリーは機会の扉を開く>です。野生司ガバナーもクナーク氏のテーマを踏襲します。
わがクラブのテーマは、<広く大きな心で社会に貢献しよう>とし、何か社会に役に立ちたいと思います。わがクラブでは、既に社会を明るくする運動、ホタルを育てる会、駅前清掃活動や各団体への支援を行っています。
そして今年度は、特にコロナウイルスという見えない敵と、医療関係者の協力を得て戦わなければなりません。また、会員の減少に歯止めをかけ会員増強をしなければなりません。委員会活動だけでなく、みんなで活動しましょう。
クラブ会員の健康と安全が確保されるまで、例会も開けません。政府の緊急事態宣言は解除されましたが、安全宣言には至っていません。会員の皆様と直接顔を合わせるまで、まだかなりの時間が必要かもしれません。
健康に気を付けて、頑張りましょう。
ロータリーとは
ロータリーとは、ロータリークラブとロータリアンによって構成される組織であり、人道的な奉仕を行い、あらゆる職業において高度の道徳的水準を守ることを奨励し、かつ世界における親善と平和の確立に寄与することを目指した、事業および専門職に携わる指導者が世界的に結び合った団体です。
ロータリーの誕生とその成長

20世紀初頭のシカゴの街は、著しい社会経済の発展の陰で、商業道徳の欠如が目につくようになっていました。ちょうどそのころ、ここに事務所を構えていた青年弁護士ポール・ハリスはこの風潮に堪えかね、友人3人と語らって、お互いに信頼のできる公正な取引をし、仕事上の付き合いがそのまま親友関係にまで発展するような仲間を増やしたい、という趣旨でロータリークラブという会合を考えました。ロータリーとは集会を各自の事務所持ち回りで順番に開くことから名付けられたものです。こうして1905年2月23日にシカゴロータリークラブが誕生しました。それからは、志を同じくするクラブが、つぎつぎ各地に生まれて、国境を超え、今では200以上の国と地域に広がり、クラブ数35,247、会員総数1,235,100人(2016年3月31日RI公式発表)に達しています。そして、これら世界中のクラブの連合体を国際ロータリーと称します。このように、歴史的に見ても、ロータリーとは職業倫理を重んずる実業人、専門職業人の集まりなのです。その組織が地球の隅々にまで拡大するにつれて、ロータリーは世界に眼を開いて、幅広い奉仕活動を求められるようになり、現在は多方面にわたって多大の貢献をしています。
日本のロータリー

わが国最初のロータリークラブは、1920(大正9)年10月20日に創立された東京ロータリークラブで、翌1921年4月1日に、世界で855番目のクラブとして、国際ロータリーに加盟が承認されました。
日本でのロータリークラブ設立については、ポール・ハリスの片腕としてロータリーの組織をつくり、海外拡大に情熱的に取り組んだ初代事務総長チェスリー・ペリーと、創立の準備に奔走した米山梅吉、福島喜三次などの先達の功を忘れることができません。
その後、日本のロータリーは、第2次世界大戦の波に洗われて、1940年に国際ロータリーから脱退します。戦後1949年3月になって、再び復帰加盟しますが、この時、復帰に尽力してくれたのが国際ロータリーの第3代事務総長ジョージ・ミーンズでした。
その後の日本におけるロータリーの拡大発展は目覚ましいものがあります。ロータリー財団への貢献も抜群で、今や国際ロータリーにおける日本の地位は不動のものになりました。現在、日本全体でのクラブ数は2,269、会員数89,141人(2016年4月末現在)となっています。
ロータリーの目的
ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理想を奨励し、これを育むことにある。具体的には、次の各項を奨励することにある。
- 【第1】
- 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること。
- 【第2】
- 職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会として ロータリアン各自の職業を高潔なものにすること。
- 【第3】
- ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、日々、奉仕の理想を実践すること。
- 【第4】
- 奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること。
四つのテスト
- 言行はこれに照らしてから
- Of the things we think, say or do
- 1. 真実かどうか
- 1) Is it the TRUTH?
- 2. みんなに公平か
- 2) Is it FAIR to all concerned?
- 3. 好意と友情を深めるか
- 3) Will it build GOODWILL and BETTER FRIENDSHIPS?
- 4. みんなのためになるかどうか
- 4) Will it be BENEFICIAL to all concerned?