活動記録
荒川ロータリークラブでは国内外はもとより地元地域社会に対して様々な参加活動・支援活動を行っています。
2024年5月18日バリアフリー演劇プロジェクトを実施しました
2024年5月18日、荒川区とACC公益財団法人荒川区芸術文化振興財団との暁斎のもと バリアフリー演劇プロジェクトを無事実施することができました。ロータリークラブが奉仕活動として本プロジェクトを主催したこと、そしてバリアフリー演劇の公演自体は荒川区では初めての試みとなりました。
当日は、750名前後の方々にご来場頂きました。まだ1歳前後の小さな観客から高齢の方、聴覚・視覚障害や重度の障がいを抱えた方々も含め、観客席では多様性を以て思い思いに楽しまれていました。
上演前後は、劇団がこの日の為に制作した特設スロープを使って車いすの方々も含めて舞台に上がり、舞台見学やバックステージツアーをされて楽しんでいました。子どもたちも役を演じた俳優の方々に声をかけて、自然発生的に座談会になり、質問をしたり自分の思いを伝えていました。
「全ての人が楽しめる演劇の演出に感動しました。公演前に役者さんが舞台の説明をしてくださる演出も初めての体験でした」「伝え合うことの素晴らしさを改めて感じました。これからも伝え合いお互いを理解する姿勢を大切にしていきたい」といった感想を頂いたり、なかでも聴覚障がいの方が息せき切ったように手話を通じてお話され、「こんなことは今まで体験したことがなかった」と喜ばれていたのは印象的でした。
「親子や青少年、高齢の方などあらゆる年齢層の方や障がいを伴った方々が一堂に会した中、演劇作品を楽しみながら『観る』ことを通して、コミュニケーションから生まれる新しい物事や価値に気づく契機となる貴重な機会をつくりたい」と当初より考え、企画制作して参りましたが、ご来場頂いた方々への表情の変化や自身以外の客席を通して観劇されたり、私たちにとっても目に見えない豊かさを感じる機会をつくれたのではないかと感じております。
このような機会をつくれたのは一重に、ご協賛頂きました皆様、広告掲載を頂きプロジェクトや若い世代や障がいをもった観客の方々を応援頂きました団体・企業の皆様のお力添えの賜物です。またご共催頂きました荒川区・公益財団法人荒川区芸術文化振興財団のお力によってハンディを抱えた方々の招待も積極的に行うことができ、また広く区内外へと周知をすることができたのは言うまでもありません。ここに深く感謝を申し上げます。
公演後の反響も大きく、添付のアンケート集計結果の通り「また実施して欲しい」という声が後を絶たない状況が続いております。ご覧頂けなかった方々、次回も楽しみにされている方々の期待に応える為、次年度もバリアフリー演劇プロジェクトを計画して参る所存でございますので、是非ともお力添えを賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
3/17あらかわ青年大会「アリストック」に参加しました。
当クラブで広告協賛している行事、第58回あらかわ青年大会「アリストックVol.9」が3月17日(日)にあらかわ遊園アリスの広場で開催され、参加しました!
強風だったものの晴天に恵まれ、関連団体の方々のパフォーマンスがイベントを彩り、多くの方々がこどもたちと一緒に参加されていらっしゃいました。
当クラブでは、出来立てほやほやのバリアフリー演劇プロジェクトのチラシを配布し、5月18日の公演に向けて広報活動を行いました。
2023年10月15日(日)第2回あらかわ遊園世界ポリオデー開催
昨年も開催しました、あらかわ遊園世界ポリオデーを10月15日(日)開催致しました。
当日は生憎の雨で風もありとても寒い日でしたがご参加くださった皆様の熱気で会場はとても楽しく盛り上がりました。今回はティラノサウルスレースも開催されとても盛り上がりました。
荒川で「ほたるを育てる会」
「荒川区を蛍の飛ぶ街に」との会員の声から、平成9年より飼育実験を経て第四峡田小学校の里親制度を支援を始めました。その後、「荒川区ホタルを育てる会」へ活動を引き継ぎ、継続的に後援をしております。
ホタルを育てる会の活動は、荒川自然公園に自然のホタルが飛ぶように、ホタルの幼虫を育てて、春に放流をして頂いております。
会の活動は19年目を迎えました。荒川区のご協力のもと現在では「ホタル観賞の夕べ」は夏の一大イベントとなっております。
↓ ホタルの卵
「ポイ捨て運動」を通して町の環境美化条例の策定に協力
街を綺麗にしたいと平成6年12月「タバコポイ捨て禁止宣言大会」を荒川公園で開催しました。
また、平成8年9月に約3千人の協力を得て区民大会を開催しました。
荒川区「まちの環境美化条例」が制定されましたが、これは我国、第1号の美化条例です。
カンボジアへの地雷除去・学校建設への支援
(1)カンボジア地雷除去
2010年迄の10年間でアンコールワット西方とタイ国境沿いの地雷原約40万坪を完全なクリアランドとし、同年2月完遂式典を行い終了しました。
(2)東京荒川希望小学校建設
元会員 井嶋佳二郎氏主宰の「歌うサニーホール」と町の篤志家ご協力のもと、アンコールワット南方トンレサップ湖南岸のプルサットに標記学校を建設し2006年3月カンボジア副首相、駐カ日本大使臨席で贈呈式を行いました。
世界中のポリオ撲滅運動への支援
1979年ポリオ撲滅活動として始まり、1985年にポリオ・プラス・プログラムが発足、現在継続中であり、ポリオは撲滅寸前まで進んでおります。
海外留学生への援助(米山記念奨学金)
米山奨学金とは、東京ロータリークラブ創立者の一人である米山梅吉翁を記念した在日留学生(大学・大学院生)への民間最大の奨学金制度です(事業規模は年間約800人、15億円弱)。
東京荒川ロータリークラブでは、これまで世話クラブとして多数の米山奨学生をお預かりしています。
荒川区南千住図書館へ絵本寄付
クラブ創立40周年記念事業として区立南千住図書館にコーナーをお借りして、2009年より毎年絵本を贈呈しています。絵本贈呈数はこれまで約2千冊です。
また、平成22年1月より始まった区の「柳田邦男絵本大賞」に協力をして、東京荒川ロータリークラブ賞、奨励賞を贈っています。